手術室
本院は、開院より人工関節手術に必須の、無菌手術室(クリーンルーム)を完備し、さらに感染防止のため、熊本で初の細菌灯を装着しています。
このため、開院以来 約600件以上の人工関節手術施行をしてきましたが、術後感染した患者はいません。また他の手術でも同様、術後感染はありません。
オープン型MRI(最新型のオープンMRI装置)
レントゲンで診断のつかない骨折、頚椎、腰椎椎間板ヘルニア、膝半月板断裂、肩関節腱板損傷、足関節靭帯損傷、脳、股関節の病変を明確にします。
オープンMRIは、従来型のMRIに比べ、開放性に優れ、閉所恐怖症の方も撮影可能です。MRIの検査は約20分程度で痛みもありません。またレントゲンを使用していませんので、被ばくの心配は全くありません。
骨粗鬆症センター
本院では開院より同センターを開設し、厚生省が推奨する腰椎での骨密度測定装置を設け、骨粗鬆症の診断、骨粗鬆症の程度、その結果を患者様にわかりやすい様にグラフにします。これに基づいて数多くある薬剤の中から患者様に最も有効な薬剤を選択し、今までに治療効果を上げてきています。
リハビリ室
ベテランの理学療法士が、自ら患者様に術後、筋力訓練、関節可動域訓練、歩行訓練を施行し、退院後、通院中までも訓練施行するスペースです。
また、疾患に応じて、超音波、マイクロ、牽引等を使用し、腰痛、頸部痛、肩凝り、手足のしびれを治療するスペースでもあります。
神経伝導速度測定検査
親指、人差し指、小指の感覚のにぶさ、痛み、しびれ。
また、指で物をつかむ動作がやりずらい等、これらのどれかの症状が出現したら、末梢神経麻痺の可能性があります。この神経伝導速度測定検査により、どの神経が麻痺しているか診断できます。
更に、麻痺の進行程度もわかり内服治療で良いのか、手術の必要性があるのか判断できます。神経麻痺は進行性の病変ですから症状のある方は早めの検査が必要です。